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詳しい解説

磐梯山
標高1,818.6m
位置北緯37度36分03秒
東経140度04分20秒
所在地福島県猪苗代町磐梯町北塩原村
山系独立峰
種類成層火山
 Template‐ノート:Infobox 山 

磐梯山(ばんだいさん)は福島県猪苗代町磐梯町北塩原村にまたがるである。会津富士(あいづふじ)、会津磐梯山(あいづばんだいさん)とも呼ばれている。日本百名山の1つ。

目次

概要

猪苗代湖の北にそびえる活火山成層火山)で標高1,819m。広義的には、主峰磐梯山のほか、赤埴山(1,430m)、櫛ヶ峰(1,636m)を含めて「磐梯山」ともしている。磐梯高原を含めて磐梯朝日国立公園に属する。

元は『いわはしやま』と読み、『天に掛かる岩の梯子』を意味する。

磐梯山の麓は南が表磐梯、北が裏磐梯と呼ばれる。表磐梯から見る磐梯山は普通の山であるが、裏磐梯から見ると、一変して山体崩壊の跡の荒々しい姿を見せる。

2007年、日本の地質百選に選定された。

噴火

  • 9万年前頃の翁島火砕流堆積物と5万年前頃の頭無火砕流堆積物によって、それ以前の猪苗代盆地の河川が堰き止められて水位が上がり古猪苗代湖が出現した[1]
  • 806年大同元年)に噴火し、それまで2,000m以上あった富士山型の山から、1888年噴火前の4峰(大磐梯、小磐梯、赤埴山、櫛ヶ峰)になったといわれているが、富士山型の山の崩壊については有史以前からの何度かの噴火によるものとの研究も有力である。
  • 1888年明治21年)7月15日の噴火時に小磐梯が山体崩壊を起こし(麓から湧き出していた温泉により風化したのが原因と考えられている)、発生した爆風と岩屑なだれにより北麓の集落が埋没するなどの被害を及ぼし477人の死者を出す。また長瀬川とその支流がせき止められ、桧原湖小野川湖秋元湖五色沼をはじめ、大小さまざまな湖沼が形成された。裏磐梯の景観は、この時に形成された。この噴火は明治になってからの近代日本初の大災害であり、政府が国を挙げて調査、救済、復旧を実施して写真、論文などの詳細な記録が残された。

登山

磐梯山の主な登山口は、次の6つである。

  • 八方台登山口(八方台→中ノ湯跡→弘法清水→山頂)1時間30分~2時間30分
  • 表登山口(猪苗代スキー場→沼ノ平→弘法清水→山頂)3時間~4時間
  • 渋谷登山口(磐梯国際スキー場→沼ノ平→弘法清水→山頂)3時間~4時間
  • 川上登山口(川上温泉→火口原→弘法清水→山頂)3時間30分~4時間30分
  • 裏磐梯登山口A(裏磐梯スキー場→中ノ湯跡→弘法清水→山頂)2時間分~3時間30分
    • 裏磐梯登山口B(裏磐梯スキー場→火口原→弘法清水→山頂)2時間30分~4時間
  • 翁島登山口A(猪苗代リゾートスキー場→山頂)2時間30分~3時間30分
    • 翁島登山口B(猪苗代リゾートスキー場観光ゴンドラ→山頂)1時間30分~2時間30分

山岳信仰

磐梯山の南西麓にあった慧日寺(現在の恵日寺)は北東に磐梯山、北に厩岳山、さらに磐梯山の北に吾妻山という山岳信仰の盛んな山を抱えており、その立地的な面から山岳信仰に大きな役割を果たしてきた。そもそも慧日寺の開基は大同元年(806年)に磐梯山が噴火した翌年のことであり、噴火と慧日寺開基との間に山岳信仰上の関連があるのではないかとする見方もある。吾妻山神社への参拝ルートは慧日寺門前町の本寺を始点としたいくつかのルートが開拓されている。

磐梯山に関する事項

  • 民謡で「会津磐梯山 (民謡)」と言う歌が存在している。著名歌手もザ・ドリフターズザ・ピーナッツなど、数グループ歌唱している。
  • 新潟の民放テレビ4局(BSN、NST、TeNY、UX)と山形テレビがスピルオーバーにより山頂にてワンセグで直接受信可能である。

関連項目

ウィキメディア・コモンズ

参考文献

  1. ^ 「会津若松市史13」『会津の大地-自然の生いたちと姿』(自然編3地誌)2004年、会津若松市、p.10

外部リンク

磐梯山

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