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詳しい解説

第17代大統領選挙
各種表記
ハングル제17대 대통령 선거
漢字第十七代大統領選擧
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2007年大韓民国大統領選挙(2007ねんだいかんみんこくだいとうりょうせんきょ)は、第17代大韓民国大統領を選出するため、2007年12月19日[1]に行われた韓国における国政選挙である。

任期は1期5年で、当選者の任期は2008年から2013年まで。盧武鉉大統領は憲法規定により再選が禁止されている。なお、韓国では選挙の回数を「第○回」ではなく「第○代」と数える。

目次

概要

今回大統領選挙では、韓国大統領選挙史上最多となる12名が立候補したが、事実上、「開かれたウリ党」(ウリ党)が改編した与党系政党である大統合民主新党(民主新党)の鄭東泳候補と野党ハンナラ党の李明博候補、そして元ハンナラ党総裁の李会昌候補の有力3候補による争いとなった今回の大統領選挙は、「経済再生」を公約に掲げた野党ハンナラ党の李明博候補が鄭東泳候補らを大差で引き離して勝利した。1997年と2002年の大統領選挙で立て続けに敗北したハンナラ党は10年ぶりに政権を奪還することに成功し、金大中・盧武鉉と2代10年間にわたって続いた進歩主義政権に終止符が打たれた。

主要政党における大統領候補決定過程

盧大統領の与党であるウリ党が改編した政党である大統合民主新党と、野党第1党のハンナラ党における大統領候補決定までについて紹介する。

大統合民主新党

大統合民主新党(以下、民主新党)の大統領候補を選ぶための予備選挙は、党員以外の一般有権者にも投票権を与える「オープンプライマリー方式」で実施され、9月3日~5日までの予備選挙と、9月15日~10月14日までの本選挙の2段階に分けて実施された。本選挙については、全国16の広域市・道を巡回して行われる投票と、モバイル投票[2]、世論調査の3つに分けて行われた。

全国を巡回して行われる投票は、9月16日の蔚山広域市を皮切りに実施されたが、選挙中盤に鄭東泳候補に対する不正選挙疑惑が浮上したことで、一部地域の投票が延期され、変則的な選挙が実施され、10月15日に本選挙の開票が行われた。

予備選挙候補者

民主新党の本選挙候補者は以下の5名である。尚、予備選挙に名乗りを上げていた千正培と金斗官、秋美愛、辛基南は予備選挙段階で脱落し、選挙戦から撤退した。

予備選挙候補者一覧
候補者名プロフィール備考
鄭東泳
  • 1953年生まれ
  • ソウル大学歴史学科卒業
  • MBC記者(1978年~1995年)
  • ウリ党議長(2004年、2006年)
  • 統一部長官兼国家安全保障会議常任委員長
孫鶴圭
  • 1947年生まれ
  • ソウル大学政治学科卒業
  • 保健福祉部長官
  • 京畿道知事(2002年~2006年)
ハンナラ党を離党して民主新党に合流
韓明淑選挙戦途中で李海瓚候補を支持表明し、選挙戦から撤退。
李海瓚
  • 1952年生まれ
  • ソウル大学社会学科卒業
  • 教育部長官
  • 国務総理
親盧武鉉系
柳時敏
  • 1959年生まれ
  • ソウル大学経済学科卒業
  • 聖公会大学兼任教授
  • 保健福祉部長官
選挙戦途中で李海瓚候補を支持表明し、選挙戦から撤退。

党内選挙結果

民主新党における党内選挙の結果、強い組織力を持つ鄭東泳候補が全候補の累積投票49万票余の内、21万7千票弱を確保し、得票率43.8%で勝利して同党における大統領候補となった。一方、ハンナラ党を離党して民主新党に参加し、本選挙に立候補した孫鶴圭はモバイル投票では優位に立ったが、地域選挙では彼が地盤とする首都圏においても鄭東泳候補に大差をつけることが出来ず敗北した。親盧系の李海瓚は、本選挙以後において同じ親盧系の韓明淑と柳時敏が李海瓚候補支持と立候補を辞退し、親盧系を一本化できたにもかかわらず、3位に終わった。

大統合民主新党の党内本選挙結果(括弧内は得票率)
区分鄭東泳(当選)孫鶴圭李海瓚合計
8市道
地域選挙
蔚山2,262(43.97%)1,335(25.95%)1,478(30.09%)5,075
済州3,003(39.39%)2,754(36.13%)1,866(24.48%)7,623
江原2,311(31.14%)2,359(31.79%)2,751(37.07%)7,421
忠北6,334(52.72%)2,920(24.30%)2,760(22.97%)12,014
釜山6,689(37.6%)4,508(25.3%)6,614(37.1%)17,811
慶南4,461(34.8%)4,069(31.8%)4,276(33.4%)12,806
光州10,841(47.6%)7,948(34.9%)4,007(17.6%)22,796
全南15,224(46.1%)11,958(36.2%)5,819(17.6%)33,001
累積得票数51,125(43.1%)37,851(31.9)29,641(25.0%)118,617
8市道
地域選挙
大田1,766(33.9%)1,464(28.2%)1,974(37.9%)5,204
忠南2,182(32.6%)1,616(24.1%)2,895(43.3%)6,693
全北38,078(81.3%)6,387(13.6%)2,367(5.1%)46,832
京畿13,025(40.2%)13,587(42.0%)5,767(17.8%)32,379
仁川3,117(41.0%)3,160(41.5%)1,331(17.5%)7,608
大邱1,108(25.7%)1,530(35.4%)1,677(38.9%)4,315
慶北1,598(33.4%)2,017(42.1%)1,174(24.5%)4,789
ソウル20,997(49.5%)13,631(32.1%)7,802(18.4%)42,430
累積得票数132,996(49.5%)81,243(30.2)54,628(20.3%)268,867
モバイル 1~3次投票62,138(35.0%)70,031(39.5%)45,284(25.5%)177,453
世論調査(※)
(括弧の中は換算得票数)
44.1% (21,850)35.3% (17,525)20.6% (10,216)100.0%
(49,591)
総有效得票数216,984(43.8%)168,799(34.0%)110,128 (22.2%)495,911
出所:自治体国際化協会編集、クレアレポート第327号『大韓民国の第17代大統領選挙』の12頁表「大統合民主新党の本選挙結果」より
※世論調査は総投票数の10%として換算する。

ハンナラ党

ハンナラ党における予備選挙は、前ソウル特別市市長の李明博と故・朴正熙元大統領の長女でハンナラ党の代表を務めた朴槿恵との有力候補2名による激しい選挙戦となったが、李明博候補がハンナラ党における大統領候補となった。

予備選挙候補者

記号候補者略歴
1番李明博 (イ・ミョンバク)
  • 1941年生まれ
  • 高麗大経営学科卒業
  • 現代建設代表理事社長 (1977~1988年)
  • 14代、15代国会議員
  • ソウル特別市長(2002~2006年)
  • 全国道知事協議会議長(2002~2006年)
2番元喜龍 (ウォン・ヒリョン)
  • 1964年生まれ
  • ソウル大法大卒業
  • 漢陽大言論情報大学院修士
  • 第34回司法試験首席合格
  • ソウル地方検察庁、釜山地方検察庁検事
  • 16代、17代国会議員
  • ハンナラ党最高委員
3番朴槿恵 (パク・クネ)
  • 1952年生まれ(朴正煕元大統領の娘)
  • 西江大電子工学科卒業
  • ファーストレディ代理役遂行(1974~1979年)
  • 育英財団理事長
  • 15代、16代、17代国会議員
  • ハンナラ党代表
4番洪準杒 (ホン・ジュンピョ)
  • 1954年生まれ
  • 高麗大行政学科卒業
  • 司法試験合格
  • 清州、ソウル、釜山地方検察庁検事
  • 15代、16代、17代国会議員
  • 国会環境労動委員会委員長
5番高鎭和 (コ・ジンファ)
(途中候補辞退)
出所:自治体国際化協会編集、クレアレポート第327号『大韓民国の第17代大統領選挙』の14頁表「ハンナラ党の党内選挙参加者プロフィール」より

党内選挙結果

ハンナラ党における候補者予備選挙は、選挙人団投票80%+世論調査20%の割合で実施され、8月20日に行われた全党大会で党内選挙の結果が発表された。選挙の結果、総得票で朴槿恵候補(総得票率48.1%)を押さえてトップに立った李明博候補(総得票率49.6%)が、第17代大統領選挙候補に確定した。なお李明博と朴槿恵の総得票の差は2452票、率にして1.5%の僅差であった。

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ハンナラ党の大統領候補党内選挙における地域別得票
地域選挙人数投票数有効投票数無効票
李明博元喜龍朴槿惠洪準杒合計
ソウル39,99127,94316,19033011,11327127,90439
釜山13,94311,1785,273605,7894711,1699
大邱9,3937,4232,305195,072227,4185
仁川9,5196,2903,089363,135256,2855
光州5,0562,3271,338104853182,3216
大田5,3803,7391,272402,404183,7345
蔚山3,9893,1851,517181,637113,1832
京畿38,73025,59012,77916112,5438825,57119
江原5,9314,3401,866222,436144,3382
忠北5,6964,2151,823262,343164,2087
忠南7,6035,5122,271263,179245,50012
全北7,1063,8832,1411111,581393,87211
全南7,7844,7462,6921331,852484,72521
慶北10,6799,6374,455315,111249,62116
慶南12,1459,3824,498764,748309,35230
済州2,1351,69670712685271,6924
合計185,080131,08664,2161,31964,648710130,893193

出典:前掲書16頁の表「ハンナラ党の党内選挙の地域別得票現況」

ハンナラ党の大統領候補党内選挙の最終結果
記号候補者名世論調査選挙人団総得票総得票
順位
備考
割合割合割合
1李明博16,86864,21681,0841候補確定
51.5549.0649.56
3朴槿惠13,98464,64878,6342
42.7349.3948.06
2元喜龍1,0791,3192,3983
3.301.011.47
4洪準杒7937101,5034
2.420.540.92
合計32,724130,893163,619
出典:前掲書16頁の表「ハンナラ党の党内選挙結果」。
注:世論調査における得票は、有権者6000人に対して実施した世論調査の内、5,490人の有効回答を分析、その上で1サンプルにつき加重値5.9607を加えて計算、1件あたりの調査サンプルを選挙人団の有効票およそ6票として換算したものである。

公式候補者

11月25日と26日の両日、大統領選挙の立候補者登録が行われ、過去最多の12名が立候補した。

第17代大統領選挙候補者一覧
番号候補者名[3]所属政党備考
1鄭東泳
정동영
大統合民主新党
대통합민주신당
統一部元長官。民主新党の大統領予備選挙で孫鶴圭李海瓚を押さえて同党の大統領候補に選出された。
2李明博
이명박
ハンナラ党
한나라당
ソウル特別市の前市長(2002年~2006年)。ハンナラ党の大統領予備選挙で朴槿恵を押さえ、同党の大統領候補に選出された。
3権永吉
권영길
民主労働党
민주노동당
4李仁済
이인제
民主党 (2005)
민주당
5沈大平
심대평
国民中心党
국민중심당
12月3日、李会昌との一本化に合意し、候補を辞退した[4]
6文国現
문국현
創造韓国党
창조한국당
柳韓キンバリーCEO出身。創造韓国党代表
7鄭根謨
정근모
真の主人連合
참주인연합
8許京寧
허경영
経済共和党
경제공화당
経済共和党総裁。1997年の大統領選挙でも出馬
9全寛
전관
新時代真の人連合
새시대참사람연합
10琴民
금민
韓国社会党
한국사회당
11李寿成
이수성
和合と跳躍に向けた国民連帯
화합과도약을위한국민연대
投票日5日前の14日に候補を辞退した[5]
12李会昌
이회창
無所属
무소속
ハンナラ党元総裁。1997年と2002年の大統領選挙においては同党の大統領候補。11月7日に出馬表明

選挙結果

当選者の李明博候補(ハンナラ党)
当選者の李明博候補(ハンナラ党)
次点となった鄭東泳候補(民主新党)
次点となった鄭東泳候補(民主新党)
3位に留まった李会昌候補(無所属)
3位に留まった李会昌候補(無所属)

選挙の結果、当初から優勢を保ち、「経済再生」を公約に掲げたハンナラ党の李明博候補が現政権に対する批判を集め2位以下に圧倒的な大差をつけて当選した。

  • 投票日:2007年12月19日
  • 投票率:63.0%[6]、歴代大統領選挙史上最低の投票率。

各候補別得票数及び得票率

第17代大統領選挙(2008年12月19日)
当落候補者政党名得票数得票率
当選李明博ハンナラ党11,492,38948.7%
 鄭東泳大統合民主新党6,174,68126.1%
 李会昌無所属3,559,96315.1%
 文国現創造韓国党1,375,4985.8%
 権永吉民主労働党712,1213.0%
 李仁済民主党160,7080.7%
 許京寧経済共和党96,7560.4%
琴民韓国社会党18,2230.1%
 鄭根謨真の主人連合15,3800.1%
 全寛新時代真の人連合7,1610.0%

出典:「JIIA-日本国際問題研究所-」のコラム「韓国大統領選挙における特徴」(宮本悟)。

李明博の得票率は48.7%であるが、1987年の民主化以降に行なわれた大統領選挙においては前回の大統領選挙で当選した盧武鉉(48.9%)に次ぐ、2番目の高さとなった。また、得票率2位の鄭東泳との得票数差は5,317,708票だが、これも民主化以降の大統領選挙では1987年の大統領選挙における盧泰愚民主正義党)と金泳三統一民主党)の得票差1,945,157票を抜いて新記録を更新した。保守勢力と進歩勢力で得票を比較した場合、保守勢力が63.8%(李明博候補+李会昌候補)、進歩勢力が35.6%(鄭東泳+文国現+権永吉+李仁済)で保守勢力が6割を占め、進歩勢力が多数派を占めた5年前とは正反対の結果となった。

李明博候補が勝利できた要因としては、経済界出身の同氏が「経済大統領」としてのイメージを形成することに成功し、選挙の最大争点となった経済公約を積極的に掲げたことで、有権者の支持を幅広く集めたことにあるといえる。

李明博の勝因[7]
  1. 反盧武鉉機運の高まり
  2. 経済大統領としてのイメージづくりの成功
  3. 与党系陣営のネガティブ戦略の限界
  4. 政権交代の願望
  5. 与党系陣営の統一候補擁立の失敗
  6. 保守層の勢力結集

各候補の地域別得票数と得票率

地域別候補者得票数(上段は得票数、下段は得票率)
候補者名李明博
(ハンナラ党)
鄭東泳
(民主新党)
李会昌
(無所属)
文国現
(韓国党)
権永吉
(民労党)
李仁済
(民主党)
首都圏ソウル特別市2,689,162
(53.2%)
1,237,812
(24.5%)
596,226
(11.8%)
358,781
(7.1%)
116,344
(2.3%)
23,214
(0.5%)
仁川広域市593,283
(49.2%)
286,565
(23.8%)
183,057
(15.2%)
84,814
(7.0%)
42,069
(3.5%)
7,612
(0.6%)
京畿道2,603,443
(51.9%)
1,181,936
(23.6%)
670,742
(13.4%)
354,492
(7.1%)
144,830
(2.9%)
30,513
(0.6%)
江原道376,004
(52.0%)
136,668
(18.9%)
127,102
(17.6%)
42,552
(5.9%)
28,129
(3.9%)
6,085
(0.8%)
忠清道大田広域市246,008
(36.3%)
159,700
(23.6%)
195,957
(28.9%)
48,143
(7.1%)
17,207
(2.5%)
7,223
(1.1%)
忠清北道289,499
(41.6%)
165,637
(23.8%)
162,750
(23.4%)
39,884
(5.7%)
25,285
(3.6%)
7,965
(1.1%)
忠清南道313,693
(34.3%)
192,999
(21.1%)
304,259
(33.2%)
43,383
(4.7%)
32,132
(3.5%)
22,592
(2.5%)
全羅道光州広域市56,875
(8.6%)
527,588
(79.8%)
22,520
(3.4%)
31,524
(4.8%)
13,597
(2.1%)
7,118
(1.1%)
全羅北道86,149
(9.0%)
777,236
(81.6%)
34,630
(3.6%)
26,573
(2.8%)
18,139
(1.9%)
6,550
(0.7%)
全羅南道88,834
(9.2%)
757,309
(78.7%)
34,790
(3.6%)
31,289
(3.2%)
23,178
(2.4%)
23,074
(2.4%)
慶尚道釜山広域市1,018,715
(57.9%)
236,708
(13.5%)
346,319
(19.7%)
94,258
(5.4%)
48,901
(2.8%)
4,599
(0.3%)
大邱広域市876,719
(69.4%)
75,932
(6.0%)
228,199
(18.1%)
50,514
(4.0%)
25,777
(2.0%)
1,847
(0.1%)
蔚山広域市279,891
(54.0%)
70,736
(13.6%)
90,905
(17.5%)
28,605
(5.5%)
43,607
(8.4%)
1,884
(0.4%)
慶尚北道1,033,957
(72.6%)
96,822
(6.8%)
195,526
(13.7%)
47,345
(3.3%)
39,327
(2.8%)
3,823
(0.3%)
慶尚南道843,662
(55.0%)
189,463
(12.4%)
329,486
(21.5%)
73,893
(4.8%)
82,645
(5.4%)
4,935
(0.3%)
済州特別自治道96,495
(38.7%)
81,570
(32.7%)
37,495
(15.0%)
19,421
(7.8%)
10,954
(4.4%)
1,674
(0.7%)
  • 大韓民国中央選挙管理委員会、第17代大統領選挙 選挙情報システム」から得票数と率を引用して作成した。ここでは、全候補者10人の内、上位6人までの得票数と得票率を取り上げた。
  • 得票数と率が太字になっている部分は、当該地域で最多得票を獲得したことを示している。
  • 略称について、大統合民主新党=民主新党、創造韓国党=韓国党、民主労働党=民労党。
当選者の李明博候補と次点の鄭東泳候補の勝敗を地図に示した。ライトブルーは李明博候補が第一位になった地域で、オレンジは鄭東泳候補が第一位になった地域である。民主党系政党の強固な地盤である光州と全羅道以外で李明博候補が勝利したことがわかる。
当選者の李明博候補と次点の鄭東泳候補の勝敗を地図に示した。ライトブルーは李明博候補が第一位になった地域で、オレンジは鄭東泳候補が第一位になった地域である。民主党系政党の強固な地盤である光州と全羅道以外で李明博候補が勝利したことがわかる。

全国16の広域市・道の内、平民党系政党の絶対的地盤である全羅道(光州広域市、全羅南道、全羅北道)以外の13地域全てで李明博候補が一位となった。地域別で見た場合、李明博候補は出身地の慶尚道で5割を超える支持を集め、特に慶尚北道では7割近くに達した。一方、鄭東泳候補は地盤の全羅道3地域全てで7割以上の支持を集める結果となり、韓国政治に強い影響を与えている地域感情が今回の選挙でも明らかとなった。なお3位に留まった李会昌候補は、慶尚道と、大田広域市および忠清南道で鄭東泳候補を押さえて2位となった。特に忠清南道では李明博候補との得票差は9,439票、率にして0.9%と僅差であった。

歴史

次のリストは、国政選挙委員会が運営する主要なイベントを日付順に列挙したもの[8]

脚注

  1. ^ Schedule of 17th presidential election (朝鮮語)
  2. ^ 選挙人名簿に登録された投票者が携帯電話で投票するものである。自動回答電話(ARS)がかかってきたら有権者はパスワードを入力し、音声ガイダンスに従って、自分が投票したい候補者の番号を押して投票する。
  3. ^ List of Official Candidates
  4. ^ 朝鮮日報サイト(日本語)2007年12月4日付.大統領選:三つの勢力に再編か
  5. ^ 朝鮮日報サイト(日本語)2007年12月19日付.大統領選:第17代大統領選を振り返る(下)
  6. ^ 自治体国際化協会CLAIRREPORT第327号「大韓民国の第17大統領選挙」、第6章選挙結果・第1節「投票率と得票率」(36頁)より。
  7. ^ “自治体国際化協会CLAIRREPORT第327号「大韓民国の第17大統領選挙」第6章 選挙結果”より引用(3頁)
  8. ^ Timeline (detailed) of 2007 presidential election (Korean), the NEC, 2007

関連項目

参考資料・外部リンク

  1. 転送 Template:韓国の選挙

2007年大韓民国大統領選挙

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