ジャン・ジローについての最新情報、関連する画像や動画を紹介。(出典:Wikipedia)

詳しい解説

ジャン・ジロー
Jean Giraud
生誕 1938年5月8日
フランス、ノジャン・シュール・マルヌ
国籍 フランス
代表作 Le Garage hermétique
受賞 ハーヴェイ賞 (1988,1989,1991)
アイズナー賞 (1989,1991)
公式サイト http://www.moebius.fr/
 Template‐ノート:Infobox 漫画家 
画像:Logo serie manga.png
Portal:漫画
漫画作品日本
漫画家日本
漫画原作者
漫画雑誌
カテゴリ
漫画作品
漫画 - 漫画家
プロジェクト
漫画作品 - 漫画家
漫画雑誌
お知らせ
Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 漫画/括弧の使い分け

ジャン・ジローJean Giraud1938年5月8日 - )は、フランス漫画家

ジローは彼自身の本名のみにとどまらず、メビウス (Moebius)というペンネームにおいても世界的な成功を収めており、更にジル (Gir) の名でもある程度の人気を得ている。

目次

経歴

ジャン・アンリ・ガストン・ジローは、1938年パリ郊外のノジャン・シュル・マルヌで生まれた。16歳で、ジローはArts Appliqués(応用美術)の独習を開始した。18歳の時に、ジローの漫画作品『Frank et Jeremie』がFar West誌に掲載された。1961年に、ジローは当時のヨーロッパを代表する漫画家であったジジェの許に弟子入りし、『Jerry Spring』の制作に加わった。1962年にジローは原作者のジャン・ミシェル・シャルリエと共に、Pilote 誌で『Fort Navajo』の連載を開始した。この作品は大きな成功を収め、1974年まで中断されることなく続いた。ジローとシャルリエにより『Fort Navajo』で登場したブルーベリー中尉はたちまち人気キャラクターとなり、ブルーベリー中尉が活躍するスピンオフ西部劇作品『Blueberry』はジローの生地フランスで最も知名度の高いジローの作品となった。フランスにおけるジローの名声は極めて高いものであり、彼を記念する郵便切手が発行されたほどであった。また、ジローは彼の本名とジル(Gir)という筆名で、オークレールやタルディなどの他の作家のために多数の原作を手掛けた。

ジローがSF作品とファンタジー作品のために用いているペンネームであるメビウス (Moebius) は、1963年に生まれた。『Hara-Kiri』と題された風刺雑誌で、ジローはメビウス名義で1963年から1964年までに21作の漫画を執筆し、その後10年間メビウスの名は行方不明であった。1975年に、彼自身が創刊者の一人として名を連ねるメタル・ユルラン誌でジローは復帰し、1981年に『謎の生命体アンカル』 (原題: L'Incal) シリーズを、映画監督としても著名なアレハンドロ・ホドロフスキーの原作で連載開始した。ジローのメビウス名義での代表作である『Le Garage hermétique』シリーズと、革命的な『アルザック』 (Arzach) シリーズも、メタル・ユルランで連載された作品である。

ジローは多数のSF映画でストーリーボードやデザイン案を手掛けている。1982年に、ジローはルネ・ラルー監督による、ステファン・ウルの原作小説に基づくSFアニメーション映画『時の支配者』 (原題: Les Maîtres du temps) にメビウスとして参加。公式にクレジットされてはいないが、同年のリドリー・スコット監督によるSF映画『ブレードランナー』にも主要キャラクターの衣装デザイナーとして参加している。また、同作品の画期的な「混沌とした未来社会のイメージ」は、ジローの作品からインスパイアされたものであり、ジローが作りだした未来社会のイメージはこの映画を経由して、多くのサブカルチャーに影響を与えた。

1988年には、スタン・リーと共に、アメリカン・コミックのキャラクターであるシルバーサーファーが登場する上下編の特別作品を執筆した。映画『クリムゾン・タイド』の劇中では、デンゼル・ワシントン演じるロン・ハンター少佐により、ジローのサーファーはジャック・カービーによるサーファーとは別物であると、やや悪意を込めて言及される(この場面はクレジットに表記されていないクエンティン・タランティーノにより執筆された)。ジローは映画監督の宮崎駿の友人としても知られている。彼ら二人は、2004年12月から翌年3月まで、パリ造幣局で両者の作品の展示会を共同で開催した。

2007年の時点で、ジローはジャン・ヴァン・アムの原作による『La Version irlandaise』と題された『XIII』シリーズのエピソードを執筆中である。ジローによる『XIII』の新刊は、通常のヴァン・アム作、ウィリアム・ヴァンス画による『Le Dernier Round』と共に、2007年11月に発行が予定されている[要出典]

ジローと宮崎監督は互いのファンであり、長年の親交を保っている。宮崎監督はジローがメビウス名義で発表した『アルザック』から多大な影響を受けたと語っている。ジローは風の谷のナウシカにちなんで、長女を Nausicaä と名付けている[1][2]。 2004年にはパリで共同展示会を開催した。

主要作品

  • 『ブルーベリー』シリーズ Blueberry (1963年~)
  • 『アルザック』 Arzach (1976年、メビウス名義)
  • Le Garage Hermétique de Jerry Cornelius (1976年~1980年、メビウス名義)
  • 『謎の生命体アンカル』シリーズ L'Incal (1981年~1988年、メビウス名義)
  • Le Monde d'Edena (1985年~2001年、メビウス名義)
  • 『シルバーサーファー:パラブル』 Silver Surfer: Parable (1988年~1989年、メビウス名義)
  • Halo Graphic Novel (2006年)

映画作品

  • エイリアン』(1979年、初期コンセプトおよびノストロモ号の宇宙服デザイン)
  • 『時の支配者』(1982年、美術デザイン)
  • トロン』(1982年、舞台およびコスチュームデザイン)
  • Masters of the Universe (1987年、舞台およびキャラクターデザイン)
  • ウィロー』(1988年、クリーチャーデザインおよびストーリーボード)
  • アビス』(1989年)
  • リトル・ニモ』(1989年、脚本)
  • フィフス・エレメント』(1997年、デザイン)

ビデオゲーム

アニメーション

参考文献

{{#tag:references||group=}}

関連項目

  • 宮崎駿
  • 谷口ジロー - 谷口の漫画作品『イカル』では、ジローがメビウス名義で原作を務めた。名前が共にジローなのは偶然である。
  • 大友克洋 - その作風は、ジローから多大な影響を受けている。

外部リンク

ジャン・ジロー

このページへのリンク: