詳しい解説
dnaBヘリカーゼ(dnaB helicase)は真正細菌の持つ酵素で、DNA複製の際に複製フォークを開く働きをする。DNAヘリカーゼの一種。dnaBは始めに負の調節因子であるdnaCとともにdnaAに結合する。dnaCが解離するとdnaBはdnaGに結合する。
大腸菌など多くの真正細菌ではヘリカーゼ分子は六量体をしている。ヌクレオシド三リン酸(NTP)の加水分解から得たエネルギーを駆動力として、DnaBは複製フォークを物理的に半分に裂いている。
大腸菌のDnaB
大腸菌では、DnaBは471残基からなる単量体が6つ集まった六量体を形成している。六量体はラギング鎖に結合し、ウリジン三リン酸以外の全てのNTPを加水分解できる。DNA分子の中では環状構造をとり、NTPが結合することによってDnaBが構造変化をおこし、DNA鎖を切断する。
外部リンク
| タンパク質の四次構造 | |
|---|---|
| 全般 | 球状タンパク質 - 線維状タンパク質 - 膜タンパク質 - コイルドコイル |
| 二量体 | ロイシンジッパー |
| 三量体 | コラーゲン - ヘマグルチニン - オルニチントランスカルバミラーゼ |
| 四量体 | ヘモグロビン - 免疫グロブリンG - アビジン - スペクトリン |
| 六量体 | dnaBヘリカーゼ - ヘモシアニン - グルタミンデヒドロゲナーゼ1 |
| 八量体 | ヌクレオソーム - ヘムエリスリン |
| 微小繊維 | アクチン - チューブリン - 鞭毛 - 性繊毛 - 線毛 |
| 複合体 | 転写開始前複合体 - 免疫グロブリンM - カルボキシソーム |
| 機械 | プロテアソーム - リボソーム - ATP合成酵素 - RNAポリメラーゼ - スプライソソーム |
| ウイルス | カプシド |
| 沈殿 | 塩析 - ホフマイスターシリーズ |
| 分類方法 | 超遠心分離 - 分子排斥クロマトグラフィー |
カテゴリ: 生物学関連のスタブ項目 | タンパク質 | 分子生物学
dnaBヘリカーゼ
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